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大学入試共通テストリスニング対策6 イラスト編2 福岡塾六本松校

リスニング問題のイラスト問題で登場人物の行動が異なる場合、「誰が誰に、何をしているのか」 を意識して聞くことが重要です。このポイントに注目することで、放送文を効果的に理解し、正確な解答にたどり着く可能性が高まります。

主体と客体、能動と受動に気を付ける

放送文を聞く際には、行動の主体が誰で、誰に対して何をしているのか を明確にすることが必要です。自分が何かをする(能動)場合と、自分が何かをされる(受動)場合とでは内容が大きく異なるため、どちらの視点で話されているかをしっかり聞き分ける必要があります。これにより、会話の主旨を正確に捉えられます。

例:人物の行動が異なるイラスト問題

たとえば、以下のような4つのイラストを考えてみましょう。

  • A:男性が女性に本を手渡している

  • B:女性が男性から本を受け取っている

  • C:女性が男性にペンを渡している

  • D:男性が女性にペンをもらっている

この場合、放送文では「本を渡す」や「ペンをもらう」などの行動が登場し、それが誰の視点で行われているかに注意する必要があります。

リスニング中のポイント

リスニング中は、以下のような点に注目して内容を把握しましょう。

  1. 行動の主体と客体誰が何をしているのか、もしくは何をされているのかを判断します。例えば、会話の中で「He gave her the book.」という表現があれば、**「彼が彼女に本を渡した」**という能動の行為が行われていると分かります。

  2. 能動と受動の違い「彼女が彼にペンを渡した」場合と「彼が彼女からペンをもらった」場合では、同じ行為でも視点が異なります。この違いに気を付けることで、正しいイラストを選びやすくなります。

放送文例

例えば、次のような会話が放送されるとします。

"She handed him the pen, and he thanked her with a smile."

この場合、**「彼女が彼にペンを渡した」**という能動の行為が示されているため、イラストCが正解だと分かります。

まとめ

リスニングでイラスト問題を解く際には、登場人物の行動に注目し、**「誰が誰に何をしているのか」**を意識することが大切です。能動・受動の違いを見極めることで、放送文の内容がより理解しやすくなり、正しい選択肢に導かれる可能性が高まります。このような姿勢でリスニング問題に臨むことで、得点アップを目指しましょう。

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