top of page
検索
執筆者の写真福岡塾六本松校

大学入試共通テスト リスニング対策2 福岡塾六本松校

リスニング問題で重要なのは、あらかじめ選択肢に目を通し、共通点と違いを確認しておくことです。このステップにより、放送文を効率よく聞き取るための準備が整い、回答の精度も向上します。具体的には、共通する部分と異なる部分に注目し、それらを意識しながら音声を聞くというポイントが大切です。

STEP 1: 選択肢の共通点と相違点を確認する

リスニングの音声が始まる前に、各選択肢の内容に目を通し、共通する部分と異なる部分をチェックします。共通点に注目することで、「このテーマに関連した話が放送文に出てくるかも」と予測が立てられ、異なる点に注目することで、正解に直結する部分に意識が向けられるようになります。

例えば、「共通する部分」を○で囲み、「異なる部分」に印をつけておくと、リスニング中に何に注意を向けるべきかが明確になり、聞き逃しを防ぐことができます。

例:学校生活に関するリスニング問題

以下のような問題を例に考えてみましょう。

質問:What does the speaker suggest for the school event?

選択肢

  • A: Holding a sports competition at the gym.

  • B: Organizing a music concert in the auditorium.

  • C: Planning an art exhibition in the lobby.

手順

  1. 共通点を確認 選択肢A、B、Cを見てみると、いずれも学校内でのイベントに関する提案であることがわかります。「どこで何を行うか」というテーマに共通点があるので、「イベントの種類」と「場所」に注目して聞くべきだと予測できます。

  2. 異なる点に印をつける 「イベントの種類」がそれぞれ異なるため、スポーツ、音楽、アートというキーワードを見逃さないように、選択肢にそれぞれ印をつけます。また、「場所」も異なるため、ジム、オーディトリアム、ロビーといった単語にも印をつけておきます。

  3. リスニングの際に意識すること 音声が流れたら、イベントの種類と場所に意識を集中し、それらに関連する単語やフレーズを聞き取ることに注力します。

実際のリスニング時のポイント

リスニング中は、印をつけたキーワードが話の中に出てくるかどうかに集中します。たとえば、次のような会話が流れた場合を考えましょう。

放送文例

"I think it would be great to have an art exhibition in the lobby this year. It’s spacious enough, and it would allow everyone to appreciate the students' work."

この場合、「art exhibition」「lobby」といったキーワードが選択肢Cと一致します。このように、選択肢の相違点に着目することで、放送文から正解をスムーズに見つけることができます。

まとめ

リスニングで問題を解く際に、選択肢の共通点と相違点を確認することは非常に重要です。共通点から話題を予測し、相違点に注目することで正答につながる情報を効率よくキャッチできるからです。日頃から模擬問題を使ってこの方法を練習し、リスニング力をさらに高めていきましょう。

閲覧数:1回0件のコメント

Comentarios


bottom of page